日本エースは自社の生産工場を持っておらず、糸からテキスタイル生産までの各工程を尾州や他産地の協力工場との連携により行っています。そのため、通常の織物はもちろん、特殊織物やニットまで、ひとつの素材にとらわれない幅広い生産体制を確立。自由なものづくりの発想、提案を可能にしました。
私たちの強みである高品質や短納期対応。それらを実現する生産体制は、日本エースの培ってきた技術やノウハウはもちろん、協力してくれる工場があってこそです。
これからも高品質、短納期対応を実現していくことはもちろん、更に強固なものにしてくために、協力工場との信頼関係を深め、コラボレーションなどを積極的に行っていきます。そして尾州産地の活性化に尽力するとともに、この地にとどまらないより強固な生産体制を築き、他社が追随できないような企業を目指します。
お客様にとっても、生産工場にとっても
快く進められるものづくりを
企画・営業が提案したサンプルでお客様からご注文をいただくと、工場での生産工程へ進むために設計書を作成。設計書の指示のもと糸の撚糸、染色、製織、補修、整理加工をしてお客様のもとへテキスタイルを出荷します。
企画部門が作成したサンプルの指図書をもとに打ち合わせを重ね、実際の生産工程で品質や納期を確認しながら工程を組んでいきます。全ての工程を経てひとつのテキスタイルが出来上がるまでに早くて2ヶ月。そのため、生産工程が混乱しないように設計書を作ることが重要です。出荷までの長い工程を管理し、お客様のニーズと生産体制のバランスをしっかり見て生産工程の段取りを組むことが私たち生産の仕事です。
織物は、単糸(1本)では、織ることが難しい為、撚糸という工程で、糸に撚りをかけ強度を強くします。又、異番手の撚糸や撚りの回数の変化で、商品になった時に、風合いの変化を与える事が出来ます。
ストライプやチェック柄などの先染め織物の場合、糸に色を付けてから織物にします。その工程が染色です。
お客様のニーズに合わせて、染める事が出来ます。又、異素材で染め分けをして、無地ものとは違った表情を出す事が出来ます。
製織は、織り始めるまでに、糸を柄に合わせた必要な本数に細かく割り、そこから整経と言う工程で柄に合わせて糸を並べ、その後に綜絖差し、筬通しと言う工程を経て、ようやく製織に入ります。通常準備だけで、一週間を要します。
織機の種類によって、多色など様々な織物を織ることが出来ます。又、組織の変化で織物の表情を変える事が出来ます。
テキスタイル製造の最終工程で、長い工程を経て生機(キバタ)の状態から見違えるほど、表面の変化、風合いの変化を付ける事が出来ます。
又、特殊加工をする事で、機能素材や通常では得られない、風合いに変化をつける事が出来ます。
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